豊中市消防局は、大規模地震や火災、水難救助事案などが発生した際に、被害状況の迅速な把握や救助捜索活動などを行い、被害の軽減を図るため、令和6年4月から災害対応ドローンの正式運用を開始する。

運用開始に先駆け、豊中市災害対応ドローン隊「KITE(カイト)」の発隊式を開催し、式典後にデモンストレーション飛行を行った。「KITE」は、消防職員14名・消防団員4名の計18名で構成されている。

※「KITE(カイト)」命名の由来
「KITE(カイト)」は、日本語で「トビ」を意味します。上昇気流を利用して輪を描くように滑空し、優れた視力により上空を飛翔しながら目標を捕捉するトビの姿が、瞬時に空高く上昇し、上空から災害現場を撮影できるドローンと似ていることから命名。また、トビと消防にはゆかりがあり、消防資機材である「とび口」は、トビのくちばしに似ていることが名前の由来となっているほか、大豊神社(京都市左京区)愛宕社前には火伏せとしてトビの像が建てられている。ドローン隊のワッペンにはトビとドローンが描かれている。


豊中市災害対応ドローン隊「KITE」発隊式の概要

● 日時:12月18日(月)14時から30分程度
(式典後に屋内でデモンストレーション飛行を実施)
● 場所:豊中市消防局・北消防署合同庁舎5階講堂(岡上の町1丁目8番24号)

※記事参照:豊中市 プレスリリースより
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000567.000078420.html