仙台市、2024年2月6日 – Rov-Fun(株式会社チック 本社:宮城県仙台市、代表取締役:石田一浩)は、マルチビームイメージングソナー「Sonoptix ECHO」を搭載した水中ドローン「BlueROV2」の販売を開始したことを発表した。

Sonoptix ECHOは、デュアル周波数機能により、水中環境の高解像度イメージングを短距離から最大100メートルの長距離まで可能にし、未知の海底や水中構造物の探査に革命をもたらす。直観的で使いやすいクロスプラットフォーム対応のユーザーインターフェースと、プリインストールされたペネトレータとコネクタにより、BlueROV2にセットアップが可能。

マルチビームイメージングソナーの概要

マルチビームイメージングソナー、検査、および物体検出に役立つ重要なツール。視界が不十分な環境下でも優れた状況認識を提供し、航行の容易化、紛失物の検出、水中インフラの検査を可能にする。

マルチビーム対スキャニングソナー

マルチビームイメージングソナーは、Ping360スキャニングイメージングソナーと同じく、周囲の環境や海底の俯瞰画像を提供する。

しかし、これら二つのソナーは根本的に異なる技術に基づいており、いくつかの顕著な違いがある。マルチビームソナーは一度に複数の角度を同時にスキャンでき、1秒間に複数回画像を更新することで、より反応性の高い使用体験を提供する。

一方、スキャニングソナーは360度全方位の画像化が可能だが、マルチビームイメージングソナーはより狭い範囲(例えばSonoptix ECHOの場合は120度)に限定される。

Sonoptix ECHOマルチビーム イメージング ソナー

 

ECHOは、デュアル周波数設計が特長だ。長距離モードでは、400 kHzで作動し、90度のセクター角度で最大100メートルの範囲をカバーする。一方、30メートル以下の短距離では700 kHzで動作し、より広い120度のセクター角度を使用して、優れた解像度と細部の明瞭さを実現している。

トランスデューサには64個の受信素子が搭載されており、1.5度の角度分解能を持つ256個のビームによって、精密なイメージングが可能。

また、ECHOは高フレームレートと低遅延のインターフェイスを備えているため、ROVの操作中も使いやすく、反応性に優れている。

販売とサポート

Rov-Funでは、「BlueROV2」の販売のみならず、専門的なサポートやアフターサービスも提供する。購入前の相談から、導入後の技術サポートまで、お客様を全面的にサポート。また、各種機器の搭載などカスタマイズをした機体開発にも対応。


教育制度の充実

使い方はもちろん、操縦方法や日々のメンテナンス方法も講習で対応している。


水中ドローンRov-Fun(株式会社チック)について

弊社は水中ドローンBlueROV2の販売からカスタマイズ、水中ドローンの開発をしている。無人ボートに関しては、他社製品の制御部の制作、オリジナル機の開発などをし、点検用水上ドローンも発売予定だ。

※記事参照元:株式会社チック PR TIMESリリースより
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000028242.html