民生用ドローンと革新的なカメラ技術で世界をリードするDJIは、11日、新たなFPVドローンDJI Avata 2を発表した。優れた安全性に加え、没入感あふれるFPV飛行体験を実現し、高性能センサーにより高画質での撮影が可能です。十分な飛行時間も実現し、極上のスリルをユーザーに提供する。

「前モデル(日本未発売)が発売された2年前、弊社は、今まで経験したことのないような臨場感溢れるFPV飛行体験をユーザーの皆様に提供しました。前モデルをベースに再設計されたDJI Avata 2は、今回、簡単なフリップ、ロール、ドリフト操作に対応し、誰でも、まるでプロのような飛行を体験することができます。複雑な操作をほとんどせずに、誰でも最高レベルのFPV飛行を楽しめる、そんな機会をユーザーの皆様にお届けすることができ、嬉しく思っています。」と、DJI クリエイティブ ディレクター Ferdinand Wolfが述べている。

DJI Avata 2と同時発売される新製品DJI Goggles 3とDJI RC Motion 3は、DJI Avata 2とペアリングして使用することができる。

‌DJI Goggles 3は、視度調整に対応し、2枚のマイクロOLED画面を搭載している。マイクロOLED画面は、10-bit エンハンス表示、100 Hzリフレッシュレートと超低遅延映像伝送に対応。‌また、両眼カメラを搭載し、周囲の映像を捉え、画面上に表示する。同時に、周囲の映像に重ねて、機体からのライブ映像を表示することもでき、パイロットは、ゴーグルを取り外さなくても簡単に周囲の状況を確認することが可能だ。このリアルビュー+PiP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能により、さらにリアルかつ安全な飛行を楽しむことができる。

DJI RC Motion 3で、簡単ACRO ‌

DJI RC Motion 3と一緒に使用すると、初心者でも、フリップ、ドリフト、ロール等の従来なら難しい操作も、簡単に実行することができる。RC Motion 3のジョイスティックを倒すだけで、大空を飛び回ったり、ダイブしたり、ロールしたりしながら、大迫力の映像を撮影することが可能だ。

迫力の瞬間を、高画質で撮影

Avata 2は、前モデルよりも大きなイメージセンサーを搭載した1/1.3インチCMOS 超広角12MPカメラを採用し、ダイナミックレンジが広がり、低照度環境でも優れた撮影性能を発揮する。155°のFOVを実現する超広角レンズにより、他の従来のカメラドローン映像とは異なる、ユニークな視点での映像や迫力の飛行映像を撮影することができる。カメラは、没入感あふれる写真や最大4K/60fpsでのHDR動画に加え‌‌、2.7K/120fpsでのスローモーション映像も撮影可能。DJI Avata 2は、10bit D-Log M カラーモードに対応し、明部・暗部ともに精細なディテールまで捉え、後編集にて、細部まで再現することができ、合理的なカラーグレーディングを実行することができる。

優れた安定性

激しい動きの飛行をしたとしても、DJI Avata 2は、パワフルなアルゴリズムとDJIのフラッグシップ 安定化技術で、シャープかつ安定した映像を撮影できる。DJIのRockSteady機能により、高速での飛行や強風下での飛行でも、全体的な映像の揺れを取り除き、HorizonSteady機能により、ドローンが鋭いターンをしたり、劇的に揺れ動いたりしたとしても、ドローンの撮影映像は常に水平をキープし続ける。‌さらに、EIS設定をオフにしている間、Avata 2は、オフラインでの安定化ツールGyroflowに対応し、後編集にて映像ブレをさらに補正することができる。

包括的な安全機能

Avata 2は、軽量の一体型プロペラガードを搭載し、さらに機敏な動きが可能になり、狭い空間でも自由に動き回ることができる。予想外の出来事が起きたとしても、RC Motion 3のロックボタンを押すだけでドローンを停止することができるため、安心して飛行できるだろう。加えて、ドローンのバッテリー残量が低下した際や信号ロストが発生した際に、自動RTH (Return-to-Home) 機能が起動し、幾重もの安全対策が設けられている。また、デュアル魚眼センサーにより、低高度や屋内でも、優れた安定性と安全性で飛行することができる。さらに、ドローンが逆さまの状態になっても、タートルモードを使えば、すぐに飛行を再開できる。タートルモードがオンになっている場合、逆さまの状態のドローンは、自動的に自身でひっくり返り、離陸時のポジションへと戻ることができる。

長時間飛行で、限りない自由を

Avata 2は、最大飛行時間23分‌‌を誇り、PD急速充電に対応。迅速に充電して、すぐに飛行を再開することができる。さらに、新しくなった2WAY充電ハブ‌‌は、集電機能を搭載し、複数のバッテリーの残った電力を、残量の一番多いバッテリー に移動し‌‌、窮地の状況でも予備バッテリーとして使用できる。

新しいO4映像伝送は、最大13 km(日本:10 km)の映像伝送距離‌‌、わずか24ミリ秒の伝送遅延‌‌、1080p/100fpsの高解像画質、そして、最大60Mbpの伝送ビットレート‌‌を実現。4つのアンテナを使用する2T4Rアンテナ設計(2つのトランスミッター、4つのレシーバー)を採用し、強力な耐干渉性を発揮し、パイロットは、安心して飛行に集中することができる。

飛行の興奮を共有

FPV飛行の興奮を、今まで以上にスムーズに共有できる。DJI Goggles 3に表示されているAvata 2からのライブ映像を、DJI Flyアプリで見ることができ‌‌、最大5 m離れた他のデバイスに転送することもできる(日本国内など5.8GHz周波数帯が利用できない地域では、Wi-Fi経由でスマートフォンに画面を共有することができない。この機能を使用するには、有線接続することを推奨)。さらに、オーディエンスモードでは、ケーブルを使用して、ライブ映像をディスプレイや別のGoggles 3に共有することも可能だ。

撮影も編集も、シームレスに

Avata 2は、46GBの内部ストレージを搭載し、1080p/60fpsなら約90分間の動画を保存でき、各飛行でのベストな瞬間を撮り逃すこともない。Wi-Fi接続を介して、お使いのスマートフォンにファイルをクイック転送できるので、後編集や完成後の作品共有を非常に効率よく行うことができる。

LightCutアプリで、ワンタッチ編集

Wi-Fi経由でDJI Avata 2をLightCutアプリに接続すると、撮影した動画をアプリ上で直接編集でき、アプリから動画をダウンロードする必要がない。ワンタッチ編集機能を使えば、高品質のコンテンツを簡単に作成できる。

優れた互換性

新製品のDJI Goggles 3とRC Motion 3は、Air 3とMini 4 Proとも使用することができる。Goggles 3と一緒に、RC 2やRC-N2のような従来の送信機を使用して、ドローンを制御することも可能だ。

 

価格と販売時期

 

DJI Avata 2は4月11日より弊社オンラインストア store.dji.com、認定ストアにて販売する。

DJI Avata 2 Fly More コンボ(バッテリー ×1) 143,000円

同梱品:DJI Avata 2、DJI Goggles 3、DJI RC Motion 3

DJI Avata 2 Fly More コンボ(バッテリー ×3) 174,900円

同梱品:DJI Avata 2、DJI Goggles 3、DJI RC Motion 3、2WAY充電ハブ×1、予備バッテリー×2、スリングバッグ×1

単体でのDJI FPV 送信機 3、DJI Avata 2 ND フィルターセットは別途購入可能で、それぞれ17,600円、8,800円となっています。

新機能、アクセサリー、互換性に関する詳細情報:

https://www.dji.com/jp/avata-2

画像や資料などは次のリンクでご確認いただけます:https://bit.ly/dji-avata-2

 

※記事引用元 株式会社DJI JAPAN PRTIMESリリースより
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000291.000015765.html